きのこの栽培法

きのこは4000~5000種類くらいあるといわれます

 

倒れた木などにたくさん発生している様子から、「木の子ども」とみなされて「きのこ」と呼ばれるようになったと考えられています。音感もかわいいですよね。
また「しいたけ」や「まつたけ」、「えのきたけ」などは、それぞれ椎、松、榎木にしか自生しないことからその名がつきました。

 

きのこの種類は全世界で4000~5000種類くらいあるといわれ、食用に栽培されているのはその1/400くらいにすぎません。日本では万葉集にきのこが登場しているため、古代から食べられてきたようですがあまり詳しい記録は残っておらず、ただ「まつたけ」がいまも昔も高級食材で庶民には高嶺の花だったことがわかっています。

 

  • 菌類の1種であるきのこは厳密な学術的区分をもっておらず、ひとびとは便宜的に生活型や形状などできのこの分類を行ってきました。「腐生性のきのこ」=落ち葉や枯れ木などの栄養成分を吸収して育ち、代表的品種はしいたけ、えのきだけ、ムラサキシメジ、ナメコなど。
  • 「菌根性のきのこ」=特定の樹木の根に菌根をつくってその樹木と共生するきんこで、まつたけやほんしめじなど。これらは栽培がむずかしく、家庭で手軽に栽培を楽しめるのは前者の「腐生性のきのこ」だといえます。

 


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